「また死んだんだね、誰か」
「……超直感というものも、難儀なものですね」
巨大な空間の中に置かれた机と椅子。
淋しそうに笑う骸様はボスの頭を優しく撫でている。
俯いて溜息を吐くボスはなんだか泣いているように見えた。
「ねぇクローム、俺はどうしようもないボスだね」
「何故?ボスはとてもいいボスだと思う。ね、骸様」
「まぁマフィア嫌いな僕があなたの下で働いているのですから十分でしょう」
「そうかな?」
「きっとそうよ。そうじゃなきゃ、花なんて置いていかないわ」
顔を上げて泣き笑いを浮かべた。
机の上に置かれた綺麗な花は
たぶん、散って逝った魂の彼らが出立前にボスに渡したもの。
ガラスの花瓶がきらきら反射して、その花はとても綺麗に光り輝いていた。
「ボス、野ばらの花言葉はね、」
「優しい心、だそうですよ」
「………馬鹿だよ、彼らは、本当に」
屍体の上で嗤う女に墓石と薔薇を
word :: ロメア * 発展途上あいうえお題