朝。
そりゃぁもう大きな爆音とともに
「果てろ!」
というお決まりの台詞。
何で右腕が一番ボスに苦労かけちゃってんのさ馬鹿かと思うが、
言うと飼い主に怒られた犬の様に落ち込んで部屋の隅でいじけるので言わないようにしている。
それと一緒に
「あっはっは獄寺、ツナ起きるぞー起こしたらブッ殺すかんなー」
という明るい声。
いつから天然な彼は他の追随を許さない程の腹黒になったんだ。言ってる事が物騒すぎる。
「くふ、綱吉君を起こすのはこの僕、むっくーろ↓ですよ!」
変態ストーカー南国果実の声が聞こえるのは無視。何だむっくーろ↓って。ガチホモか。
「3人以上は群れと認識するって言ったでしょ、とりあえず死ね」
咬み殺すってお決まりのセリフを捨てた秩序も来ちゃったし。
「みーどりたなびくーNAMI☆MORIのー」
なんかちょっと違うよヒバード。
「やっべ、さっき新開発の弾出来たから試し撃ちしても良いかお前らに」
家庭教師さまは今日も朝から過激だ、扉の前で銃撃戦はやめてよ、つかどうせそれ実弾でしょ。
ドーンとかばーんとかばきゅーんとかとりあえず騒音がめちゃくちゃうるさい。
昨日、明日は休みだから一日休んでろって言ったの君達だって知ってるのかなぁ。
たまには良いとこあるじゃんとか思った俺がバカだったよ!
「うるっせぇぇぇぇぇぇ!!!」
若干巻き舌気味になってしまった、それはしょうがない寝起きだから。
ばたーん、思いっきり勢いよくドアを開ければ
朝っぱらから血の気の多い人々がこっちを向いてみんな固まってた。
「んだよ朝からうるせぇな今日は休みなんだからゆっくり寝かせろよ」
ブツブツ言いながら一歩踏み出せば、カサリ、何かが足に当たる。
視線を下へと向けてみれば、ビニルの包装紙に包まれた花、花、花。
あれ、今日なんかの記念日だっけ。
「今日は、骸撃破おめでとう☆の日だよ。はい綱吉に花贈呈」
「あぁそういえば、ありがとうございます雲雀さん」
「俺からもなのなー。今年こそあの果実死ねばいいのにな〜ツナ?」
「そうだね山本、でもこの前ホウ酸団子食べさせたけど死ななかったんだ」
「ホウ酸団子とは…渋いっス十代目!さすが十代目!」
「あはは、ありがとう獄寺君、今度一緒に作ろっか、ホウ酸団子」
「ちょ、綱吉君!僕はあの台所によく出る虫でもげっ歯類でもないですよ!」
「あはは、Gとネズミに謝れよ骸。お前は害虫以下なんだからそれは唯の自惚れ」
「くふ、言葉責めですか!良いですよもっとすれば良いじゃないですか!」
「やっぱテメーは果たす!」
「害虫は処分しないとなー」
「グチャグチャにして殺す」
またも戦い始める人たちを遠い目で見つつ、隣に座りこんだ家庭教師様を抱っこしてみる。
(どうも今日は機嫌が良いらしい、あっさりと抱かせてくれた。)
「ねぇあれいつ終わると思う?」
「当分は終わらねぇな。いいじゃねぇか花貰ったんだから」
「みんな赤いバラだけどね、目に痛い」
「骸撃破というよりも、あれだな」
「俺の日常さようなら記念日、だよね」
「とりあえず、良かったなツナ。男にモテモテで」
「………良くない………」
そのナイフで殺した者に花束を
word :: ロメア * 発展途上あいうえお題